7.大型犬の健康管理と運動対策

大型犬が家にいると、その存在感と安心感で、いつも癒しと支えになってくれます。いつの日か家族の一員になって、かけがえのない存在になっていくので、その分、突然調子が悪くなってしまうととても不安になってしまいますよね。

 

大切な愛犬を病気から守るためにどんな健康管理ができるでしょうか?運動対策に日頃から何を心がければよいでしょうか?

 

大型犬の基礎知識

大型犬とは、体重が25から30キログラム、体高が50から60センチの犬を指します。大型犬は体は大きいものの、消費カロリーが少なく、小型犬の半分以下とされています。食べる量は多いので、低カロリーなものを選びましょう。消化器官も比較的弱いので、消化が良く、腸に優しい、よく噛んで食べられるものを選ぶことが望ましいです。

 

筋力が衰えると、体を支えられなくなりますし、心臓への負担も増えてしまうので、日頃からの運動は欠かせません。平均寿命は10から12歳と小型犬よりも短く、7歳をすぎた頃から老化の兆候が現れてきます。

 

大型犬の健康管理

人間の健康に心と体との両面のケアが必要であるのと同じように、大型犬にも心と体との両面をケアする必要があります。どのようにケアすることができるでしょうか。大型犬はたくさん食べるので、ついつい食べ物を与えてしまいがちです。喜んで食べる姿がかわいいので、ついつい人間の食べ物を与えてしまったという人もいるかもしれません。しかし、それにはとても大きな危険が伴います。特に玉ねぎとチョコレートは厳禁です。玉ねぎの成分は犬の赤血球を破壊しますし、チョコレートを食べると中毒症状を起こしてしまいます。

 

少しのカケラであれば症状は出ませんが、すぐに医者に相談するようにしましょう。心のケアも大切です。大型犬は体は大きいものの、繊細なハートや強い警戒心を持っていることが多いです。家族の中で安心して過ごせるようによい環境を整えましょう。長い時間の留守番や知らない人との接触などは、大きなストレスとなります。ボールや人形で遊んであげたり、ゆったりできるよう休ませてあげることで、ストレスを発散させてあげましょう。特に大切なのは運動ですが、大型犬にどのように効果的に運動させてあげることができるでしょうか?

 

大型犬の運動対策

ペットショップの人に質問して、一般的に言われるのは、大型犬は狩猟犬や牧畜犬が多いので、1日に2度、1時間程度の散歩が必要だという意見です。確かに、一般論としてはその程度が望ましいとされていますが、大切なのはあなたの飼っている愛犬の個性と個体差をよく見極めてあげることです。小型犬でも、豊富な運動量と体力で、少しの散歩では疲れない犬もいれば、大型犬でも、30分でヘトヘトになってしまう個体もいます。その個体に適した運動量をしっかり見極めてあげましょう。

 

もし適正な量の運動だった場合は、散歩から帰ってきてゆっくりくつろいだ状態になるはずです。少なすぎると、帰ってきた後もイタズラをしたり、無駄吠えをして騒いだり、逆に無気力になってしまうことがあります。また多すぎると、ぐったりとしてしまったり、アドレナリンが分泌されすぎてハイテンションで走り回ったりするようになってしまいます。散歩の後の愛犬の状態をよく観察して、適正な運動を楽しみましょう。

 

まとめ

愛犬と長く生活を楽しむために、心と体のケアをする必要があることがわかりました。食生活に気を使いながら、運動でストレス発散をしましょう。

 

散歩の時間だけにこだわらず、公園で全力疾走させたり、ボール遊びをすることも大切な運動であり、ストレス発散になります。日頃からのケアで、愛犬と長く生活を楽しみましょう。

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