子犬の順応性

子犬の頃からトレーニングする方が優れているのは、情報を吸収し、学習する能力が優れているからです。子犬の社会化期と言われる生後12週間から14週間までの間に脳が発達していきます。その時期に受けた刺激は、人間に慣れ温厚な性質になるために大きな影響を及ぼします。

 

その後、2歳になるまでに刺激を与え続けることで人間にも、その家のルールにも周りの物音や他の犬にも順応し、拒否反応を示さず温厚な性質でいられるようになります。

 

子犬期のしつけで気をつけること

「しつけ」を言い換えると、その家で生活するため、人間社会で生きていくためのルールと言うことができるかもしれません。トイレの場所や、入ってはいけない空間、食べてはいけないものやしてはいけない遊びなどを覚えることで、飼い主家族や、他の人間や犬と楽しく過ごすことができるようになるからです。しかし、子犬の頃に覚えたルールが大人になって変わったり、家族によってルールが違ったりすると、犬は混乱してしまいます。犬を家に迎える前から、どこを進入禁止区域にするのか、何をしてはいけなくて何をしてもいいのかを家族でよく話し合い、統一しておく必要があります。

 

その際、犬の大きさや能力をよく考慮して決めましょう。犬によっては成犬になると、進入可能な場所からでもキッチンの食事に届いたり、ベッドに飛び乗れたりするようになるかもしれません。また、刺激に敏感で様々なことを吸収する分、あることで嫌な思いをさせてしまうと、大人になってからもそれをしたがらなくなってしまいます。しつけの際に叩いたゆえに人間の手を怖がるようになってしまったり、トイレの場所を間違えたゆえに怒られて、排泄を隠れた場所でしようとするようになってしまったりすることがあります。悪い感情を植え付けないよう注意しましょう。

 

子犬期のしつけでできること

子犬がした良いことは褒め、悪いことは無視しましょう。ある行動を起こしたゆえに褒められる経験が多くなると、次回も飼い主を喜ばせるために、自分が楽しい気持ちになるために、その行動を積極的に行おうとします。これを応用して、トイレがうまくいったときに褒める。進入禁止区域の前で立ち止まったら褒める。

 

してはいけない遊びをやめたら褒める。という姿勢を繰り返し示しましょう。辛抱強く繰り返していくなら、犬は学習し、順応します。同じ方法で人間の手に慣れさせ、体のどこを触っても平気なように訓練しましょう。爪切りや、歯ブラシ、掃除機の音やチャイムの音にも同じように慣れさせることができます。

 

まとめ

子犬の順応性の高さを応用して、早いうちからトレーニングするなら、成犬になってもそのルールをきちんと守ってくれます。

 

子犬でまだ噛む力や吠える声が強くないうちから教育するなら、問題が大きくなる前に予防することができます。一貫した態度と辛抱強さを示して、子犬のうちから温厚で賢くなるようしつけていきましょう。

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