膝の病気

小型犬に多く見られる病気のひとつに膝蓋骨脱臼があります。軽度なものも含めると非常に多くの小型犬が患っている病気です。膝蓋骨は医学用語でパテラと呼ばれるので、膝蓋骨脱臼はパテラとも呼ばれています。太ももの骨の溝に膝蓋骨がはまって、膝の曲げ伸ばしとともに上下に動くのですが、生まれつき太ももの骨の溝が浅い場合や骨を支える靱帯が弱い場合に膝蓋骨が外れやすくなり、衝撃などで外れてしまいます。

 

この状態を膝蓋骨脱臼といい、炎症を起こして膝の曲げ伸ばしの時に痛みを伴うようになります。対策としては、肥満にならないように気をつけること、フローリングやタイルなどの滑りやすい床を避けること、膝に負担のかかる運動を避けることが大切です。

 

腰の病気

ダックスフンドなどの胴長犬に多いのが、椎間板ヘルニアです。椎間板とは背骨の間に挟まっているクッションのことですが、これが潰れて変形すると近くにある神経や脊髄を圧迫してしまうことがあります。症状は痛みだけの場合もありますが、運動障害や感覚障害が出る場合もあり、痛みも感じず動かすこともできない状態になってしまうこともあります。背骨全ての間に椎間板は存在しますので、潰れ方によって神経をどのように圧迫するかが変わり、それに応じて症状も変わります。

 

対策としては、肥満を避けること、腰に負担がかかる運動を避けることです。ダックスフンドは発症率が高いので特に注意が必要です。他の犬種でも、小型犬の方が大型犬よりも発症率が高いというデータがあります。段差を昇降させたり、滑る床で生活させたり、二本足で歩行するような芸をさせたりすると負担が高まりますので、避けた方が良いでしょう。

 

目の病気

目が大きい小型犬に多いのは、乾性角膜炎という病気です。簡単に言うと犬のドライアイで、目の表面が乾くことで角膜と結膜に炎症が生じた状態のことです。犬の瞳の表面には涙幕という薄い涙の層が存在しますが、これが何らかの理由で途切れるとまばたきの度に瞳とまぶたの間に摩擦が生じ、細かな傷が炎症の原因となります。目やにの増加や結膜からの出血、角膜に穴があくなどの症状が見られ、最悪の場合失明に至ります。

 

目が大きい犬は、表面積が大きい分乾燥しやすいので、注意してこまめにチェックすることが必要でしょう。主な原因は涙を分泌する涙腺の異常です。予防策は残念ながらありません、初期症状のうちに発見して治療することが肝心です。遺伝によっても発症しやすいので、購入の際にペットショップのアルバイトの方やブリーダーの方に質問すると良いでしょう。

 

まとめ

小型犬は骨格が小さいので、足腰の病気になりやすいようです。不必要な負荷をかけないよう日頃から注意しましょう。取り上げた病気のほかにも心臓や脳、歯の病気などもあります。遺伝で発症しやすいケースがありますので、よく確認しましょう。

 

歯はこまめに歯磨きなどでケアすることで強く保ちましょう。どの病気でも、初期症状で発見してあげることが完治の鍵です。日頃から健康チェックを欠かさず行ってあげましょう。

関連ページ

信頼関係を築ける犬のしつけ
信頼関係を築ける犬のしつけには、二つの基本的な学術的理論と、犬と人間との密接なコミュニケーションが大切であるとこがわかりました。 このような知識は、ドッグトレーナーになるためにはもちろんのこと、ペットショップでアルバイトをしている方たちにも大いに役立つことでしょう。 大切な愛犬と長く生活を楽しむために、上手にしつけて、良い関係を築いていきましょう。
犬種に合わせたしつけの方法
ひとくちに犬を飼う。と言っても最近ではたくさんの種類の犬がいますね。子供の身長ほどもある犬もいれば、手のひらで抱えられるサイズの犬もいます。暖かいところで生まれた犬種もいれば、寒いところで生まれたものもいますね。
大型犬のトレーニングとコツ
大きな体で、動きがゆったりしている。頑丈な体つきで、頼りになる。など、大型犬に心惹かれる方も多くいるのではないでしょうか。ペットショップで大型犬の仔犬を見て、一眼惚れした。という方もいらっしゃるようです。
小型犬のトレーニングとコツ
小型犬には、愛玩犬が多く、その愛らしい姿やクリクリとした瞳、フワフワした毛質などに心を奪われる方も多くいることでしょう。ペット入門編としてまず考える方も多くいるようですね。ペットショップでも高い人気を占めていて、小型犬専用の洋服コーナーも充実しています。
小型犬の世話の仕方と健康管理
小型犬をペットショップで見て、今すぐ家に連れて帰りたい!と感じた方も少なくないことでしょう。でも、冷静に考えると世話はどうやったらいいんだろう?何年一緒に居られる?病気になったらどうしよう?と不安になってしまいますよね。
大型犬の健康管理と運動対策
大型犬が家にいると、その存在感と安心感で、いつも癒しと支えになってくれます。いつの日か家族の一員になって、かけがえのない存在になっていくので、その分、突然調子が悪くなってしまうととても不安になってしまいますよね。
ペットショップで時給アップを目指せる資格
動物たちが大好きで、ペットショップで働きたいと思ったことのある方も少なくないはずです。しかし、ペットショップでのアルバイトは扱う動物の種類が豊富であることや、時おり専門的な知識が必要とされるので、関連する資格を取得して役立てたいと考えるようになる方も多いようです。
獣医になりたい人にもおすすめの資格
ペットショップのアルバイトの経験が長くなると、否が応でも病気に苦しむ動物たちを目にする機会が多くなります。ペットショップで働いている人でなくても、昨日まで元気だった動物たちが病気に苦しみ、日に日に弱っていく姿を見るのは本当に辛いことですね。
ドッグトレーニングの資格を学ぶのに必要な時間と費用
主だった資格について取り上げました。学費が高いものから比較的手頃に受講できるものまでありますが、大切なのは自分に合った指導方法であるか、忙しいなかでも継続できる無理のないスケジュールかということです。無料体験や説明会などを活用して、自分に合ったものを見極めましょう。
ペットショップのアルバイトに応募しよう!
「動物好き」の人にとって動物と触れ合える仕事は憧れですよね。その中でもペットショップのアルバイトは、人気が高く、一番身近な職業です。そんなペットショップのアルバイトが実際はどんな仕事なのか紹介します。
人に慣れてもらうためのトレーニング
犬が人に慣れていないと様々な悪影響が及びます。人に慣れさせるために何が大切なポイントかを知っておくことは、ドッグトレーニングをする面でも、ペットショップでアルバイトをしている人にとっても肝要なことです。
子犬の頃からトレーニングするメリット
子犬の頃からトレーニングする方が優れているのは、情報を吸収し、学習する能力が優れているからです。子犬の社会化期と言われる生後12週間から14週間までの間に脳が発達していきます。その時期に受けた刺激は、人間に慣れ温厚な性質になるために大きな影響を及ぼします。
やってはいけない犬のトレーニング
犬が問題行動を起こしたときにそれをやめさせようと体を叩くという行為は、犬に恐怖心を植え付けるのでやめましょう。時折、メディアなどで犬を叩いてしつけるドッグトレー二ングの仕方を紹介していることもありますが、家庭でのトレーニングにおいて叩くことはおすすめしません。
与えて良い犬のえさやおやつについて
犬の毎日の健康管理において、どんな食べ物を口にするかというのはとても大切な点です。犬の身体のしくみは人間とは違うので、食事を選ぶ基準にも違いが出てきます。基本的にはドッグフードで十分ですが、栄養素やカロリー、化学物質が添加されているかなどを考えて選びましょう。
飼い主へのトレーニング講習ができる資格
飼い主が自覚していないと、知らず知らずの間に犬にストレスを与えてしまい、いずれ問題行動につながっていってしまいます。まず飼い主が犬という生き物を理解し、必要な知識を取り入れ、トレーニングと生活の中での実践によって示していくことが求められるのです。
愛犬のトレーニングにも生かせるスキル
あなたの愛犬を誰からも愛される良い子にしつけ、お互いに安心感を持って暮らしていくために、自分自身でドッグトレーナーの資格を取得することがとても役に立ちます。通信教育でも取得できる資格ですので、一度は検討なさるようおすすめします。
ペットショップ経営のベースになる資格
ペットショップでのアルバイト経験が長くなると、いずれ自分の店舗を構えることを夢見るようになるかもしれません。ペットショップを自分で経営するようになると、その分の責任と手間に付随して収入の増加も見込めます。
ペットのトイレトレーニングを簡単にしよう
最近では室内犬が多くなってきましたので、家に来たその日からトイレトレーニングを行う必要があるでしょう。ペットショップで長い期間を過ごしていた犬を飼う場合にはその犬特有のトイレの癖が付いてしまっているかもしれませんので、注意が必要です。
飼い主との信頼を構築させるトレーニング
犬との安心できる生活には強い信頼関係を構築することが必要です。なぜなら、信頼がなければ指示に従わず、ストレスが溜まって問題行動につながってしまうからです。
手軽に安全にできるトリミングケア
トリミングとは、厳密には犬の毛をハサミなどで刈り整えることだけを意味しますが、日本のペットショップなどでトリミングを依頼するとシャンプーやブラッシング、爪切りや耳掃除なども付随して行ってくれます。
大型犬の飼育で気をつけること
大型犬は比較的温厚で飼いやすい反面、生活環境やしつけや健康管理の面でより多くの努力が求められるでしょう。しかし、しっかりとしつければその存在感と安心感ゆえに、素晴らしいパートナーとなってくれることでしょう。
トレーニング前の健康チェック項目
愛犬のトレーニング効率を高めることもそうですが、お互いにストレスや怪我なくトレーニングを楽しむためにもトレーニング前に健康チェックをするようにしましょう。
犬の抱えているストレスや異変に気付こう
犬も心がある動物なので、生活の変化や欲求不満、飼い主の感情の浮き沈みに大きく影響を受けます。ストレスサインとして出てくる徴候を早めに見極めることができるなら、大きな問題になる前に解決することができるでしょう。
ドッグトレーニングに大切な声掛けと笑顔
飼い主の笑顔と声を犬は覚えることができ、幸せそうな表情や声は犬の気持ちにも大きく影響を及ぼします。日頃からの笑顔と声かけはトレーニング効率にも関わってきますので、意識して行うようにしてあげましょう。